『ヨコ…の事好きやろ?』
『はぁ?何言ってんねん!!』
ぶわぁっはっはっはっ
いやー分かりやすいなー
真っ赤になって『汚い口して笑うな』って口尖らしてきれとる
お…おもろい…
『誰にも言わんやん!ホンマの事言ってみーほれ』
ヨコは屋上の手すりにのけ反って『アホか』言うて空を見とる…
おいおい落ちるぞ…
夏の屋上は照り返しがキツくて余計に暑い
すばるは暑いのが嫌やから言うて授業に出とる
あいつ変わった…
学校にも仕事にも家にも顔を出さんようになって
探し回ってやっとすばるが家に戻ったあの日
にしがみついて泣いた
の肩はびしょ濡れになってて
すばるが落ち着いてから4人で夜の緑地に行った…
大きな池の淵に座っていろんな事を話した…
『まさかすばるが女の前で泣くとはなー』
『うるさいわっ』
『いや、しかしなーはすばるの開かずの心のドアをいとも簡単に開けたなー』
『俺ガチガチにかぎかけとったのに…くやしいわ…』
『ううん。すばるの心に元から鍵なんてかかってへんかったよ。開けっぴろげやったで、助けてー入ってきてーって』
またちょっと感動したすばるが照れ隠しに抱き付いて『ありがとーありがとー』って連呼してた
あれから学校は休まず来るし俺らがサボる時も言い訳を作って授業に出る
あいつら今同じクラスやし教室での事はよー分からんけど
でもヨコはもっと前からを気にしてた…
すばるがに抱きついてるのを見れず複雑な顔をして
池に石ころ投げてた…
何個も投げてた…
投げすぎてた…
どう?俺ってすごい観察力やと思わん?
んでどうなんやろーか…
『ヨーコー?』
『なんやねん…』
『だからの事どう思ってんねん』
『知るかっ!!!』
ククク
はヨコの事好きやって俺に言ったけどクリスマスや誕生日バレンタインも4人やった…
でもそれが…4人でいてることがにとって楽しいならそれでいいかなって…
でも最初に相談された日から思ってたで
いつかそうではおられへん日が来るって
20091214再